ニューサポート高校「英語」vol.24(2015年秋号)より。スピーク・アウト(以下SO)方式におけるプレゼンテーションの目的は,教科書の学習内容の振り返りと定着だ。そもそもSO方式とは,「間隔をあけて教科書を繰り返し学習し,アウトプットが目的の最終タスクを行うことを通じて,学習内容の定着率を上げる」ことである。したがって,最終タスクがプレゼンテーションになるのは,復習するレッスンの内容がプレゼンテーションに向くという場合であって,プレゼンテーションをさせるために教材を用意するわけではない。
山形県立上山明新館高等学校教諭 山口和彦