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大牧1号墳は、直径30mの後円部に形骸化した短い前方部が付く全長45mの前方後円墳である。昭和57年の発掘調査では、後円部から横穴式石室が発見され、玄室には家形石棺が置かれていた。大牧1号墳の特徴は、墳丘の大部分が自然の丘陵を利用して造られていたことである。墓泥棒によって多くの副葬品が持ち去られていたが、須恵器や馬具、刀子、トンボ玉が見つかっている。この大牧1号墳は、出土品等から6世紀末に構築されたものと思われる。現在この大牧1号墳は、各務原市立陵南小学校内にある。
岐阜県各務原市 宮脇實也
写真、6枚
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