「1時間調理実習シート⑦」(2015年5月)より。1ページ目生徒用,2ページ目教師用。五平もちは中部地方山間部に伝わる郷土料理で,神道において神に捧げる「御ご幣へい」の形をしていることからこの名前がついたとされます。また,五平さんが飯をつぶしてみそをつけて焼いて食べたという伝承もあります。たれには飛ひ騨だ地方では「えごま」を使用し,東とう濃のう地方ではくるみやごまを入れたみそ味が主流です。形はわらじや団子状があります。冬になると各家庭で作る漬物は,時間が経つと酸っぱくなります。その漬物を煮たり,焼いたりして食べる習慣があります。
東京書籍(株) 家庭科編集部