「傷害の防止」ワークシート集,2014年12月発行より。海辺では,海から少し離れていても地震があったら,津波が襲うことを予想し,速やかに高い所に避難する必要がある。その際,崖崩れのある場所などを避け,徒歩で避難する。一旦目的地についても,そこに危険が迫っていたら,すぐに次のもっと高い場所に移動するなど状況を判断し,的確に判断・行動することが必要である。また,台風や大雨,強風の危険がある時は,特別警報が出て避難指示があったら,迅速に避難する。警報,注意報であっても,危険が予想される場所では,すぐに避難所に避難する事が必要である。いずれの場合も,現場の観察やラジオ等で継続して情報を確認し,できるだけ早めに判断を行い,主体的に危険を避ける行動をとることが重要である。
東京書籍(株) 保健体育編集部