「傷害の防止」ワークシート集,2014年12月発行より。学校における安全教育の目標は,日常生活全般における安全確保のために必要な事項を実践的に理解し,自他の生命尊重を基盤として,生涯を通じて安全な生活を送る基礎を培うとともに,進んで安全で安心な社会づくりに参加し貢献できるような資質や能力を養うことにある。さらに,東日本大震災の経験と教訓などから,自らの安全を確保するため主体的に行動できる能力や態度,支援者としての視点を育成することの重要性が指摘されている。安全学習および「傷害の防止」指導の留意点について,概説する。
東京書籍(株) 保健体育編集部