中学校学習指導要領総則には「見通しを立てたり,振り返ったりする学習活動の重視」が謳われている。これは,「指導に当たって,生徒が学習の見通しを立てたり学習したことを振り返ったりする活動を計画的に取り入れ,自主的に学ぶ態度をはぐくむことは,学習意欲の向上に資する」ためであり,ひいては「生徒が学習している事項について,事前に見通しを立てたり,事後に振り返ったりすることで学習内容の確実な定着が図られ,思考力・判断力・表現力等の育成にも資する」ためである。これをもとに,理科における「見通す・振り返る」学習活動について整理してみたい。
横浜国立大学育人間科学部附属横浜中学校教諭 井上祐介