一昨年の6月から開始したこの「雑記帳」も今回で23回になる。長いことおつき合いいただき、ほんとうに有難く、感謝にたえない。とくにいろいろご感想やご意見をお寄せくださった先生方には、心からお礼を申し上げる。具体的な例として次のような指摘もあった。「花火大会がひらかれる予定です」のような英文では、生徒はA fireworks festival will open のような発想をすること。あるいは「おもしろい」は何でもinterestingで表現しようとすること、など。これに見られるように、英語と日本語が一字一句正確に対応するという思い込みは、語順とならんで、ともすれば生徒に共通する大きな誤解である。それにどう対処したらよいか、私自身にも明快な解答はないのだが、若干検討を試みてみたい。
山形大学名誉教授 金山等
A4判たて,5ページ
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