東書教育シリーズ「新しい教育課題と社会科の役割-法教育,金融・経済教育,キャリア教育,エネルギー・環境教育,情報教育-」(2006年10月作成)より。文部科学省が2004(平成16)年に提出した報告書(『キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議報告書~児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てるために~』)によれば,「キャリア教育」は「児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てる教育」と定義される。この報告書以降,文部科学省が様々な政策を通して,「進路指導・キャリア教育等の施策の推進」を展開しているのは周知の事実である。
筑波大学講師 唐木清志