(指導案)大都市圏と人々の生活~東京大都市圏を例に~
単元名「安全なくらしを守る」
小田原禎行(秋田市立太平中学校)
東京書籍1999年12月作成
[本文より]
本単元では,過密地域の特色が最も顕著であり,来年度の修学旅行を前提に,近い将来生徒たちが深く関わる可能性の大きい地域であるということから,東京大都市圏を事例として学習を進めることにした。最初に,大都市圏あるいは首都としての機能や人口集中の現状についての概観を通し,単元全体を通した課題を設定したい。具体的な方策としては,自分の興味や関心に応じて調べる内容を選択できるようにすること、アトリウムや図書館を活用し学習の場を工夫すること、生徒の多様な学習活動に対応するための工夫をすることなどを考えている。そして,課題を追求する過程や仲間の練り合いの場面を通して,一人一人を生かしていきたいと考えている。また,単元の後段では,大都市圏に住む人々が今,何を苦しみ,どう生きようとしているかについて考える場面を設定し,単元のまとめとしたい。
秋田市立太平中学校 小田原禎行