[平成18年度版「新編 新しい国語」]編集委員会代表からのメッセージ
三角洋一(東京大学教授)
中学校国語-教室の窓(平成18年度教科書特集号)より
東京書籍2005年5月発行
[本文より]
今あらためて教科の中で国語の重要性が再認識されています。国語力をしっかり身につけないと,他の教科の文章の内容や用語の概念も正しく理解できないとか,国際社会の中では相手国の文化を理解し,自国の文化を説明して相互理解を深める必要があるのに,そのための知識も教養もそなわらないとか,国語には追い風が吹いているようでうれしいのですが,その分,大きな責任を感じないわけにはいきません。
東京大学教授 三角洋一