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世田谷区教育委員会では平成15年度より「美しい日本語を世田谷の学校から」という教育ビジョンを掲げてきた。さらに,平成16年12月8日,10月に申請していた「日本語教育特区」が,内閣府構造改革特別区域計画の認定を受けた。今年度はパイロット校を設けて教育課程の編成などの準備が進められている。この特区認定により,区立小中学校には教科としての「日本語」が設けられ,(1)深く考える児童・生徒を育成する。(2)自分を表現する能力やコミュニケーション能力を育成する。(3)日本の文化や伝統への理解を深め,それらを大切にする態度を育てる。などをねらいとする学習が始まることになった。
東京書籍2006年1月
東研情報
東京都世田谷区立桜丘中学校長 矢口実