日常生活において読書に割くことができる時間は、忙しくなる毎日の現場のことを考えると限られてきます。筆者はPBを読むとき、数頁でもできるだけ毎日読むように努めてきました。読みかけた本は、中断して日数をかけすぎるとプロットや登場人物の人間関係を忘れ、なかなか効率よく読了できないことからフラストレーションも感じるからです。できるだけ1冊を早く読み終えると、次の本まで少し時間を置いて気分転換をしながらPBと付き合ってきました。本稿で取り上げるKen Follettの歴史小説は、900頁を越える長編のため初めのうちは長さで圧倒される印象を受けましたが、読み終えると手に感じるその本の重みを通して、ほのかな達成感を得たことを覚えています。ケン・フォレットの長編小説も夏休みなどに大いにお勧めします。
元兵庫県立星陵高等学校 大西博人
A4判たて,5ページ
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