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[巻頭言]古典文学の「共同性」と個性

  • 国語
  • エッセイ
公開日:2007年01月25日
[巻頭言]古典文学の「共同性」と個性

[巻頭言]古典文学の「共同性」と個性

学習院大学教授 鈴木健一

中学校国語-教室の窓Vol.9

東京書籍 2007年1月発行



[本文より]

「これからの古典教育について」というテーマで書くように編集部の方から依頼をいただいたのですが,直接的にこうしたらよいというような提言も思いつかないので,最近自分が出した本について紹介することで,それに代えたいと思います。この本,『知ってる古文の知らない魅力』(講談社現代新書)は,有名な古文の冒頭部分,「いづれの御時にか女御更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに」「祇園精舎の鐘の声,諸行無常の響あり」などを取り上げて,それをどのように読めば,古典の豊かな感覚を確認できるかという視点から書いたものです。こういった有名な冒頭は,中学国語の教科書にも取り上げられていますし,なにかのご参考になれば幸いです。


学習院大学教授 鈴木健一

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