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学力向上、思考力・判断力・表現力などの育成という脈絡の中で、社会科では「話し合い」の学習形態が採り入れられることが以前より確かに多くなってきている。 しかし社会科の学習にとって「話し合い」は単に方法ではない。実験による仮説検証という方法が困難な社会研究の営みでは、その帰結は解釈や判断の合意形成にあり、「話し合い」こそが真理形成の場となる。その意味で学校の社会科授業での「話し合い」とは広大な社会研究的言論空間の縮小版に他ならず、そこで学びの成果・内実が習得される。
山口大学教授 吉川幸男
A4判たて,2枚
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