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指導直前情報「かけはし」2005年11・12月号より。1884年,24歳のチェーホフが書いた「カメレオン」は,語り手が外から人物を語り,語りの間に会話が入っている。その語りは,署長のオチュメーロフに寄り添いながら語られる。例えば,次のような語りである。「ふいにオチュメーロフはこんな声を耳にする。」「犬の悲鳴が聞こえる。オチュメーロフはそのほうを眺める。」しかも,会話はオチュメーロフのものが多い。
同志社女子大学教授 松崎正治
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