[本文より]第三次の教育改革も,学習指導要領の改訂によって,ひとつの節目を迎えました。今後は,学校の改革や教室の改革,授業の改革と課題が移っていきます。また,国語教科書の改訂作業も進行中であり,平成14年度からは,新しい国語教科書に基づいて,新しい国語科授業を志向することになります。
国語科教育の将来を見通し,教師としてのみずからを見つめ,流行に惑わされることなく,新しい国語科授業を実践・研究していくために,私は3つの視点からのアプローチを考えています。
宮崎大学教育文化学部 楢原義顕