生徒の読書離れやそれに伴う読解力の低下について、随分以前から話題にされているが、最近特に気になるのは、それが大きな格差を伴って進行しているように見える点である。読書は本来自由なものではあるが、このような現状を考えると、“自由な読書”には限界を感じざるを得ない。生徒には、集団での、強制的な読書が必要で、それが現代文の授業でもあるのだが、“授業”で読むというそのことが、読書の楽しみを殺いでしまっているようだ。そこで、より深い読みを目指す試みの一つとして、使用済みの教科書の読み直しという、少し目先を変えた授業を試みた。忌憚のないご意見をいただければ幸いである。
愛知県高等学校 A.K.
A4判たて、6ページ
一太郎
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