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[特集 各領域の指導を見直す] 「読むこと」領域編 豊かな「ことばの学び」を開く

  • 国語
  • 指導資料
公開日:2005年01月19日
[特集 各領域の指導を見直す] 「読むこと」領域編 豊かな「ことばの学び」を開く



[本文より]

ことばの学びは,「ことば」との豊かな出合いからはじまる。ふだん,無意識に耳にし口にする母語,日本語の響きやリズム,言い回しやアクセントなどに耳を傾けたり,一つの文字や表現のもつ形,力,美しさなどに目を向けたりすることが「ことば」の学びの契機となる。私たちは,この世に誕生して以来,母親のことば(「母乳語」ともいう)を耳にし,身近な人々のことばを聞いて,生きる力としての母語「日本語」を獲得してきた。学校においては,学校生活全体の中で「ことば」を獲得していくが,とりわけ,教科「国語」の授業の中で母語との出合いを行う。


宮城教育大学教授 相澤秀夫

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