IIわたしの授業ここがポイント(2年)椰子の実
-文語定型詩のリズムに触れる-
(福岡県中学校)
中学校国語指導直前情報「かけはし」2004年4・5月号
東京書籍2004年4月発行
[本文より]本題材は,定型詩のリズム感や,文語のもつ音調の美しさに触れるための題材として音読,朗読に最適なものだと考える。古典に出会って一年にも満たない生徒にとっては,文語文は意味が分かりにくく,難しいという印象が強いと思われる。しかし,何度も音読し,また,他の多くの文語定型詩に触れ,音読を繰り返すことは,「内容理解」に終始しない新しい詩の読み方として,生徒の心に新鮮に映り,積極的に声を出そうとすると考えられる。
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