公立小学校の校長です。5年生の児童たちが休み時間中に校庭でドッジボールをして遊んでいました。
その最中にAの強いボールを受けたBはバランスを失って転んでしまい,その際に右手首を骨折してしまいました。
そこで,受傷したBとその両親が,このような事故は予測できることであるからドッジボールの遊び方について十分指導していなかったと,担任,そしてその監督責任者である私に安全保持義務違反があったとして損害賠償を求めてきました。
このような場合に,担任や校長先生に損害賠償金を支払う義務があるかどうかを解説します。
東京教育研究所 教育法規事例研究委員会