三連動地震・津波から子どもの命を守る~児童一人一人がたくましく主体的に取り組む防災学習の在り方~

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会員実践事例  小中 学校経営

公開日:2013年1月22日

資料ファイル

本校の位置は牟岐川河口から2.3km上流にあり,津波は想定外のことであった。しかし,この度の東日本大震災の甚大な被害状況にかんがみ,牟岐町全体を生活圏と捉え,地震・津波にいつ・どこで遭遇するかもしれないという認識のもと,子ども達の命を守るため,できることから始めようと,これまでの防災教育や防災管理,防災に係る組織的な活動の在り方を見直した。学校・保護者・地域が子どもの命を守るために,今,何ができるか。また,子ども自身が自分の命を守るために,今,何をすればよいか。今後30年以内に60%の確率で起こり得るといわれる東海・東南海・南海の三連動地震・津波による危険を回避する力を子ども一人一人に育成することが最重要であると考え,本研究主題を設定し,取り組みを進めている。

徳島県牟岐町立河内小学校 中村亨

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