明日を拓く豊かな学びを育む授業の創造
埼玉県さいたま市立高砂小学校
平成15・16・17年度文部科学省指定研究開発学校
平成15・16・17年度さいたま市教育委員会研究委嘱校
明日を拓く豊かな学びを育む授業の創造
~学年を超えた習熟度別学習~
2004年1月作成
本校は,明治4年3月に「浦和郷学校」として開校し,今年度133周年を迎える歴史ある学校である。校庭は,シンボルとなっている樹齢100年を超える大銀杏の大木をはじめ,豊かな緑にあふれている。
校区は,2つの駅の商店街にはさまれた,浦和の中心部の住宅地であり,多くの公共施設がある文化的地域である。地域では,夏祭りや大歳の市など,数々の年中行事が行われ,子どもたちも進んで参加し,地域とのふれあいを深めている。
昭和25年,本校独自の指導計画「高砂プラン」を発表し,昭和44年から開始した公開研究協議会は,平成15年度で32回目を迎えた。その間,時代の要請や子どもの実態を踏まえ,よりよい教育課程の編成と実施,望ましい指導と評価の在り方を求めて,継続した研究に取り組み,現在に至っている。特に,平成15年より文部科学省研究開発学校の指定を受け,「学年を超えた習熟度別学習を実現するカリキュラム及びシステムの開発と編成」という,これからの新しい学校のスタイルを追究する研究に取り組んでいる。ここでは,「学年を超えた習熟度別学習」についての研究を中心に紹介する。
埼玉県さいたま市立高砂小学校