東書教育シリーズ小学校 防災教育資料「教科・道徳で取り組む防災教育」(2012年11月発行)より。平成23-26(2011-2014)年度用「新しい保健」に対応。平成20年1月17日,中央教育審議会(答申)で,防災を含む安全教育については,子どもが安全に関する情報を正しく判断し,安全のための行動に結び付けることができるような自他の危険予測・危険回避の能力を身に付けることができるようにする観点から,発達の段階を踏まえつつ,学校の教育活動全体で取り組むことが重要であるとしている。そのことは,学習指導要領総則第1の3「体育・健康に関する指導」に引き継がれ,健康・安全の内容に関しては体育科(保健領域)がその中核となり,生涯を通じて健康・安全で活力ある生活を送るための基礎を培う重要な役割を担っている。
東京書籍(株) 保健体育編集部