3月11日に発生した東日本大震災は、観測史上最大となるマグニチュード9.0を記録、その後の津波も含め、東日本の太平洋沿岸部に甚大な被害をもたらした。この未曽有の大震災に、さらなる暗い影を落としているのが、福島第一原子力発電所の存在である。地震と津波によって炉心溶融(メルトダウン)が発生し、多量の放射性物質が外部に放出されるという、わが国最大規模の原子力事故を引き起こしたのである。資源に乏しいわが国において、「『3・11』後のエネルギー」のあり方について検討することは、私たちの喫緊の課題となった。本実践記録は、前任校で2年生の地理的分野において設定した単元「資源の偏在と『3・11』後のエネルギー」の中で、こうした課題に挑む生徒たちの姿をまとめたものである。
島根県益田市立益田中学校 山本悦生
A4判たて,5ページ
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