教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.37 2012年9月号より。アートには,生きていることの一つの「基盤」や「根拠」を提供する役割があり,復興においては,「いのちの目盛り」をプラスにする働きをしました。それは,数値では測れない尺度ですが,一人ひとりがそれぞれに幸せを感じられる尺度です。1個の命が社会という器の中で輝けるように,それぞれの子が自由に,優劣もなく,それぞれ違う答えが出せるような「クリエイティブ・マインド」を持つための教育が必要です。
NPO法人ガイア・イニシアティブ代表 野中ともよ
森美術館館長 南條史生