まず,小学校の問題と中学校の問題を解いてみた。ページ数は小学校の問題が22ページで中学校は16ページと小学校に比べて少ない。しかし,解答に要する時間は中学校の方が時間を要した。児童生徒の解答に要する時間は小学校40分,中学校45分となっているが,ほとんどの児童生徒は時間が足りなかったのではないかと思う。単なる知識を問う問題はほとんどなく,さらに問題の内容を理解するのが簡単ではないため,読解力を要する問題がほとんどであった。また,記述式の解答を求める問題も何問かあり,無解答率が高くなる問題や低正答率の問題も多くなるのではないかと感じた。は平成23-26(2011-2014)年度用「新しい国語」。
国立教育政策研究所名誉所員 三宅征夫
A4判たて,3ページ
Word
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