[本桂村小学校合同学習計画(案)]
学校間交流を通して相互啓発を図るとともに,郷土を愛し社会でたくましく生きていく児童の育成
[設定理由]
桂村には,圷小・岩船小・北方小・沢山小の4つの小学校があるが,近年の児童数の減少に伴い,各学校ともに単学級であり複式学級が岩船小にある。そのため,6年間同じ顔ぶれで過ごすことになり,その結果自己向上意欲に乏しく良い意味での競争意識に欠けていると思われる。6年生になると合同東京遠足やふるさと少年野外教室などで交流が図られているが,あくまで交流を深め,友達作りを進めることが目的であり,学習刺激を与え相互啓発を図る場とはなっていない。また陸上記録会・水泳記録会等一堂に会して交流し,互いの力を競い合う機会はあるが,その場限りで相互啓発となり得ていない。桂村の小学校は比較的に平野部に属し集まりやすい環境にあるといえる。また,学年学級経営連絡協議会も年に3回ほど実施していて教師どうしの関わりもある。そこで,小学校の段階で合同学習を年間指導計画に位置付け,定期的に実施していくことで,児童相互の理解を深め学習刺激を与え,よりよい考えを取り入れていくことで自己啓発を図り,自己表現力も向上していくとも考えられる。もちろん,その前提として各学校ごとに少人数の良さを生かし,一人一人の学習能力・学習意欲を育てなければならない。学習の中で,相互啓発を図り,ともに桂村の一員であることに誇りを持ち,郷土を大切にしていこうという意識がより強まり,力強く社会で生きていくことができる資質を培うことができると考え,この主題を設定した。
茨城県桂村教育委員会教育長 高瀬宗一
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