[本文より]
インターネットやケータイが急激に普及・進化し,もはや社会や家庭では欠かせないツールになっている。情報革命と言ってもいいだろう。しかし,光があるところには必ず影ができる。大変残念なことであるが,インターネットやケータイには,その匿名性や非対面性を悪用したワナや危険がたくさん潜んでおり,それは子どもにも容赦なく迫っている。小学生にもワンクリック詐欺や架空請求の被害が出ている今,情報モラル教育は中学校はもちろん,小学校でも必須である。ところが,実際はなかなか行われていない。そこでここでは,小学校での情報モラル教育の現状や勤務校の情報モラル教育の内容を紹介する。
東京都北区立赤羽台西小学校主幹 のまとしひこ 野間俊彦