東書Eネット

東書Eネット

第18回 教員への指導とパワーハラスメント

  • 指導資料
  • 学校経営
公開日:2011年11月29日
第18回 教員への指導とパワーハラスメント

公立中学校の校長です。本校に着任して間もなく,教員経験5年目のA教諭の授業が分かりにくいと,生徒たちから不満が校長室に届くようになりました。また,三者面談でも保護者から同様の話が何件も出るようになりました。

 そこで,A教諭の指導力向上のために,自分の授業を録画するように指示しました。その時は指示に応じたのですが,1週間たっても録画をしなかったためにA教諭を校長室に呼んで指導しました。その時のA教諭の言い分は録画を撮る時間がないことや心情的に納得できないということでした。そこで,授業力向上は焦眉の急であり,自己の授業を客観的に見るためにも録画が必要であると改めて説得しましたが,じゅうぶんな理解が得られませんでした。また,校長の指示に従わないことは職務命令違反であることも付け加えました。その結果,A教諭は長時間(2時間)校長室で指導されたことに「恐怖を感じた」としてパワーハラスメントで訴えると言い出しました。私のような指導がパワーハラスメントになるのかご教示ください。

東京教育研究所 教育法規事例研究委員会

資料ファイル

  • html

    html

    htm/5.2KB

非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。

戻る

おすすめの資料