本校では、表現力を育成することに力点を置いた授業を“ELT(English Language Training) Instruction”と呼び、授業では、実際に英語を書いたり話したりする機会をできるだけ多く与えることによって英語力を向上させることを目標とした。これまでの授業では正確さを過度に重視し、コミュニケーションに必要な流暢さを妨げてきたという問題点から、英語がこれまでより流暢に書ける、話せる、言い換えれば「英語が使える」ようになる授業を計画し、実践を試みた。本稿では、「使える英語」授業の一試案として、1分間即興スピーチ練習の実践例と、その実践によって英語発話の流暢さがどのように変化したか、その効果について報告し、流暢さを重視した授業の必要性を提案する。
大分県立大分上野丘高等学校 麻生雄治
A4判たて、6ページ
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