高校での英語教育については,指導の重点がそのときどきで変遷してきたように思います。「使える英語」を目指す英語の授業は,各英語教師がこれらの新旧の方法論を取捨選択し,目前の生徒たちのレベルを踏まえ,創意工夫による日々の試行錯誤を通して,より効果の上がる方略を模索するものでなければならないと思います。本稿では,長年の筆者の授業経験で,使える英語のための基礎を養うという視点において,比較的「手ごたえのあった」授業を紹介します。日本人にとって注意の必要な英語の音の指導について「顔と口の筋肉の緊張」を取りあげます。
兵庫県立三木高等学校 大西博人
A4判たて,3ページ
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