現在,社会においては,家族間や地域間における人と人とのつながりが薄れがちになっている。そのような中,人間関係をうまく築くことができない,自分で意思決定ができない,自己肯定感がもてない子どもの増加が指摘されている。子どもたちが小学校低学年の時期に対象(人・もの・こと)と出会い,五感を通しながら思いや願いをもって具体的な活動や体験を行うことは,自立への基礎を養う上で大切なことである。直接体験を基に学びを展開する生活科が担う役割は大きい。生活科における気付きの質の高まりについて整理し,幼小交流や主体的な学びと気付きの質の高まりについて明らかにしていきたい。
佐賀県佐賀市立本庄小学校教諭 井上泰彦
A4判たて,5ージ
Word
doc/843.5KB
pdf/356.3KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。