[テーマを設定するにあたって]
平成14年度から実施される新指導要領では,児童の個性を生かした多様で創造的な表現活動を促すために,『絵や立体に表す』ことと,『つくりたいものをつくる』ことを,いっそう関連づけ,一体的に扱えるように,内容がまとめて表現されている。すなわち,領域にこだわることなく,その子なりの多様な表現の展開を保障することが大切であるとされたのである。そこで,一人一人の造形活動の様子をみつめながら,
○児童の個性的で豊かな発想を促す題材の在り方
○児童一人一人の表現を支える支援の在り方
について追究していきたいと考えた。
仙台市立中山小学校 横山美喜子