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「教育というのは対話だ」というのが，先生の持論であったと思います。あの日，教室のうしろのストーブの脇で，描き上げた絵を見せにくる中学生と先生の話をうかがい，私は不思議な気がしました。なぜなら，そこで交わされていた会話のほとんどは，絵の内容とは関係のないことだったからです。
「美育文化」編集部 穴澤秀隆
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