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学習のめあて

  • 図画工作
  • エッセイ
公開日:2006年07月04日
学習のめあて

[本文より]先日,関東のある小学校で高学年の造形遊びの授業を参観した。この学校では,造形遊びが日常的なものではないらしく,授業を担当された先生も高学年の造形遊びをするのは,初めてだということであった。あまり,ほめられたことではないのだが,地域によってはこういう状況がある。残念なことである。

この授業は,校庭を使って行われた。強風の中で,まさに風の子である子どもたちは,造形活動を楽しんでいた。強い風を逆に利用して風の造形などを楽しむ姿が印象的であった。高学年の楽しい造形活動(造形遊び)の内容でもある「材料や場所などの特徴をもとに工夫して,楽しい造形活動をするようにする。」に示された「など」 の部分,すなわち「生活の場や天候などの自然や社会を加えた環境」を子どもたちは 充分に工夫して活動していたように思う。先生と子どもたちの間にも,日常的に信頼関係が構築されていることが,こちらにも伝わってきた。

山梨大学 栗田真司

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