東書Eネット

東書Eネット

子育て相談から

  • 図画工作
  • エッセイ
公開日:2007年06月21日
子育て相談から

[本文より]最近,講演の際に配るレジメにメールのアドレスを記すようにしている。この結果,講演後にメールで個別の事例について相談をいただくようになった。そこには,子育て中の親が,相談する人や機関がわからず,ひとりで悩んでいる姿が見える。先日も,次のようなメールをいただいた。

「先日,子育て支援センターで,『子どもの心を育てるコミュニケーション』という先生の講演に参加させていただいた○○と申します。4月から3歳の娘を保育園に通わせています。まだまだ朝,親と離れる場面では大泣きをしてしまうのですが,そんな子どもに何と声をかけてあげたらいいのか,迷っています。離れるときの寂しい気持ちを我慢させるのも,よくないように思ったり,泣かないことで,自信をもって一日すごせるようになるのでは・・・と思ったり。初めの1週間ほどは,わりと楽観視していたのですが,2週,3週と時間が経つにつれ,多分,私自身が,泣いてしまう子どもをどのように受け止めればよいのか,分からなくなっているように思います。先生の講演を思い出してメールしました。お忙しいとは思いますが,アドバイスをいただけたら,嬉しく思います。」

小さいお子さんを持つ親ならかなりの頻度で体験する事例であるが,このことについて相談を受けることは本当に多い。以下は,私の返信メールである。

山梨大学 栗田真司

資料ファイル

  • html

    html

    htm/5.1KB

非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。

戻る

おすすめの資料