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なぜ社会科で社会参画を重視するのか。それは,持続可能な社会や市民参画型社会など,新しい社会の創造に向け,社会科に大きな役割が期待されているからである。社会科の目標は,「国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う」ことであるから,そのような期待に応えることは社会科の使命とも言えよう。では,社会参画で社会科はどこが変わるのか。どう変われば,社会科授業は社会参画型と呼べるのか。本論では,中学校社会科「公民的分野」を事例に取り上げ,この問いに答えてみたい。
筑波大学准教授 唐木清志
B5判たて,2ページ
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