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教師にとってのICT活用とは

  • エッセイ
  • ICT活用
公開日:2010年04月30日
教師にとってのICT活用とは

教師は、授業を豊かにすることを常に願っているが、そのために、道具を借りる。道具を借りて、いろいろな工夫をする。例えば、可視化である。子どもが教師の説明を聞いて理解できないのは、子どもの頭の中で描いているイメージが、教師のイメージや概念と異なるからで、例えば、気圧の変化と天気の関係は、言葉でいくら説明しても、子どものイメージと異なれば、理解できない。そこで、言葉という道具だけでなく、ICTという別の道具を用いて、概念をアニメーションなどの動きのある情報を提示して、イメージが伝わるように工夫する。

東京工業大学名誉教授 赤堀侃司

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