東研研究報告No.221 特別課題シリーズ11より。 4年生総合的な学習の時間~3R美術館でエコを伝えよう~の実践から(本文より)学級全体で「子どもエコクラブ」に参加したことを契機に,子どもたちは,空き缶のポイ捨て問題やスーパーのレジ袋の有料化に目を向け,環境保護の実践活動を展開していく。自らの実践は,活動のよさを広めたいとの願いを強め,他者への発信活動を生み出していく。 そのプロセスの中で,子どもたちは「いかに伝えるか,どうすれば理解してもらえるか」について真剣に話し合い,工夫を凝らした発表会を仕立て上げていく。仲間とともに活動を創り上げ,その達成感,充実感を味わう子どもの姿が描かれている。
東京教育研究所