歴史のなかには、忘れられた大切な事実がいっぱい見え隠れしている。日本は明治43年(1910年)大韓民国を植民地としたが、韓国を併合するとき、日本の皇室から朝鮮王朝の皇太子に嫁いだ人(梨本宮方子まさこ女王)がいた。絵に描いたような政略結婚だった。この人は日本の皇太子(後の昭和天皇)妃の有力な候補だったが、日本と韓国の不幸な激動の歴史の渦のなかで翻弄されつづけ、韓国王朝の皇太子妃・李方子(イ・パンジャ)として人生の終焉を迎えている。
茨城県水戸葵陵高等学校 菊池美佐江
A4判たて,2ページ
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