現在の勤務校に移ってもう4年が過ぎたが、「勉強のしかた」に関する質問を受けることが比較的多いように感じている。テーマが絞られている質問の場合は一定の時間をかけて丁寧に説明すれば、ほぼ理解が得られる。しかし、これはむしろ少数派で、大多数は「古典の勉強のしかた」、もっと大雑把に「国語の勉強のしかた」を聞いてくる。時に甘えるように、あるいは、改まって人生相談のように、また、住民請求のような詰問調までスタイルは様々でも、いいかげんに答えたのでは彼らを失望させてしまうようなある種の切実さが伝わってくる。
東京都立小平高等学校 荒井敏光
A4判たて,3ページ
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