私が校長をしている公立小学校で,入学当初から子どもが学校で生活することを拒否している保護者がいます。保護者の考えは,勉強は家庭で可能であり,子どもの個性を伸ばすために絵画教室に通わせているから通学の必要はないと主張しています。また,自分の子どもが本校に在籍していることは,周りの親や児童には明かさないで欲しいし,学校からの諸連絡も一切必要ないと言っています。校長としては,保護者に児童の就学を再三促していますが,いっこうに聞き入れる気配がありません。そこで,就学義務について,法律的にはどのようになっているのかお聞かせください。
東京教育研究所 教育法規事例研究委員会