生徒の学びを支援するために、「授業をどう組み立てたらよいか」、あるいは「どんな教材を用意したらよいか」、ということを研究する分野を、「教育工学」の中でも「授業設計(インストラクショナル・デザイン)の研究」と呼んでいる。 この「教育工学」の分野で、アメリカの教育工学者ジョン・M・ケラーが提唱しているARCSモデルが、いま注目を集めている。 ARCSとは、注意(Attention)、関連性(Relevance)、自信(Confidence)、満足感(Satisfaction)の頭文字をとって名づけられたものである。
Kimio Sone