[本文より]言語習得上最も大切なことは,大量のinputを与えることである。しかし,学習時間が極端に少ない状況の中では,outputに十分な英語のシャワーを浴びさせるのは難しい。そこで必要となるのが,効率よく言語を習得させるための様々な工夫である。
前回,指導案作成上の留意点として,(1)子どもの発達段階に応じて目標言語を設定すること,(2)授業はPresenting,Practicing,Producingの順に展開すること,(3)活動順にinput,practice,outputに重点を置くこと,の3点を上げた。今回は,教育実習で実際に学生が使った指導案を使って,もう少し具体的に見てみよう。
桜の聖母短期大学 内山京子