少子高齢化が急激に進む中で,家庭科教育においても「高齢者の生活と福祉」は大きく取り扱われるようになった。
しかし,現在の高校生にとって自分の親や自分が年老いていくことは想像しづらく,かつ想像したくないことである。
また,想像したとしてもマイナス面が多く,生徒にとって興味,関心を持ちにくい内容である。
そこで,KJ法等を利用しながら,グループで事例検討をして理想的な社会支援を考え,夢の社会を想像させることにした。
その後に現在の介護給付サービスの説明をし,現実のサービスの良い点や改善が必要だと思われる点を考えさせることにした。
大分県 大分市内女性教諭