小学校・中学校理科-教室の窓Vol.8 東京書籍2006年9月作成より。
子どもたちの自然体験は年々減少している。相模原市立くぬぎ台小学校の児童がどのくらい自然に関心があるのか,生き物の特徴を見つけるビンゴゲームを活用して調べてみた。実施した結果,校庭の植物にはほとんど関心がなく,昆虫もアリを見つけるのがやっとであることが分かった。木は,春に若葉が芽生え,秋には紅葉し落葉することは知っていても,目の前のクヌギの木が落葉するのかどうかも分かっていないという実態もみえてきた。
神奈川県相模原市立くぬぎ台小学校教諭 田巻幸子