撮影年月:2006年10月3日、撮影場所:茨城県牛久市内。キク科セイタカアワダチソウ(背高泡立草)。北米原産の帰化植物で、荒れ地や植生の破壊された場所に侵入し繁殖する多年草です。繁殖能力は絶大で、しばしば大群落をつくります。9月中旬を過ぎると、大きな円錐花序に黄色の頭花を密につけます。日本には、養蜂業者がミツバチの蜜を採るために持ち込んだのが全国に広がりました。セイタカアワダチソウにはアレロパシー(他感作用)があり、他の植物を衰退させる力があるが、時には自家中毒で自ら衰退する時期もあります。
茨城県牛久市うしく里山の会 坂弘毅