本稿では,特に英国の科学政策が科学博物館の使命に影響を与えてきた背景からPISA型読解力の意義について考察し,PISA型読解力を「市民の協議に基づく社会参加のための技能」と捉えた。そして「科学政策の一環とした市民参加の促進」の重要性に基づき,わが国の科学教育,学校の理科教育におけるPISA型読解力の育成を位置づけるために,3つのことを提案する。理科教育へのPISA型読解力導入についての考察を紹介する。
千葉県船橋市教育委員会生涯学習部 副主幹 牛島薫
A4判たて,9ページ
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