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授業の広がりをつくるさまざまな「自由レポート」と「社会科だより」

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公開日:2008年03月28日
授業の広がりをつくるさまざまな「自由レポート」と「社会科だより」

「新編 新しい社会」4月単元の実践例
社会科の1年生のスタートである4月の授業は,1年間および3年間の授業の受け方,考え方を習慣づける大切な時期である。中学校の社会科では地理・歴史・公民という3分野の学習を進めていく事になるが,私がどの分野でも共通して大切にしていきたいことは,授業が進んでいく中で話題になったさまざまな事柄について,興味や疑問(不思議)を持ち,自主的に探求していこうとする姿である。しかし,残念ながら生徒が感じた一人ひとりの興味や関心について,その授業の中で個々に取り上げ,生かすことはほとんど不可能である。そこで,授業の流れから生まれたせっかくの興味や関心事項について,自由に調べてもらう「自由レポート」を提出してもらいその内容を掲示したり,社会科だよりで紹介したりすることで生徒同士がその情報を共有し,より広範囲でより深い内容を学習する機会を作り出したいと考えた。また,自由レポート様式に設定した「新たな疑問(不思議)」について,本人および他の生徒が新たに自由にしらべるという,学年全体による不思議の連鎖(Wonderful Chain)の展開にも期待したいと思う。

神奈川県茅ヶ崎市立第一中学校 阿部知宏

資料ファイル

A4たて,7ページ

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