[内容]
『現代社会』「バランスシ-ト」p.84企業が株主や債権者,税務当局に対して企業業績や財務状況を報告する財務諸表を教科書で扱うことは,これまでほとんどなかった。しかし最近では,会計学の用語が,経済用語として日常生活に頻繁に登場している。・『世界史B』 「日本史は好きだけど,世界史は苦手」という生徒にとって,一つの国や地域におけるタテの関係よりも,地域間のヨコのつながりをイメ-ジすることの方が難しいらしい。でも,世界史の面白さはここにあるはず。
・『地理B』『地理B』の教科書を手にとってみると,教科書のサイズが大きくなっただけでなく,新しい試みを感じ取ることができる。特に地誌的考察の扱い方と記述の充実,地図(主題図)を多く用いたことは新鮮な驚きである。
・『新高等地図』本校では,本年度より1年生の必修科目「現代社会」の時間に『新高等地図』を使用している。本書を使って気がつくのは,その紙質が滑らかでテカリがないという点だ。目にも優しく見やすい。また開いたままの状態で閉じにくく書き込みがしやすい。
・『政治・経済』 現代社会の諸課題を取り上げる第3章は,現代の日本と世界にとって緊急に解決を迫られている課題を精選し提示している。各テ-マはいずれも第1,2章の政治,経済の基本的な学習を踏まえて構成されており,発展的,主体的に考えさせる構成になっている。
・『倫理』 第5 章は,さまざまな倫理的な課題を「自己の課題とつなげて追究させ,現代に生きる人間としての在り方生き方について自覚を深めさせる」ことを目標としている。
ニュ-サポ-ト高校社会Vol.9 東京書籍2008年4月作成